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読んだ本の記録、感想、時々妄想
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丸太町ルヴォワール

古より京都で密かに行われてきた私的裁判、双龍会。
祖父殺しの嫌疑をかけられた城坂論語は、事件の当日屋敷にはルージュと名乗る女がいたと主張するが…。

 

読みながら「知ってる…この感じ知ってる…なんだっけ…」とずっと思っていたんだけど、終盤やっと思い当った。逆転裁判だ!
とにかくどんでん返しの多い展開で、そのどんでん返しも、読者に対して仕掛けられた叙述トリック的なものと、登場人物が相手に対して仕掛けるハッタリの二種類があるんだけど、後者のハッタリの強引さというか「いやいやそんな無茶な!(笑)」っていう感じが、まさに逆転裁判…。達也の試合運びは危なげないけど、流の綱渡りな感じは、まさになるほどくん…。
というわけで、裁判が舞台になっているとはいうものの、お堅い法廷ミステリというよりは法廷を舞台にした一種の遊戯とか興行試合といったイメージ。
双龍会はなんでもありの裁判、イカサマでも尻尾さえつかまれなければOK、というルールになっているので無茶でも何でも論理的に相手をやり込めてしまえば勝ちなのである。

 

論語、落花、達也と現実離れした超人が多い中、初見ではいかにもトリックスターといった雰囲気だった流が、実は自分が凡人だと自覚していて彼らに劣等感を抱いているっていうのが、凡人の悲哀を感じさせつつむしろ好感を覚えた。

 

 

ところで逆転裁判とかなんとか言ってたらノベライズ担当されることが決定しててまじか。(9/17現在)

 

 

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